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違法DL「スクリーンショット」も対象に

2019年2月13日 20:10

海賊版サイトなどによる、インターネット上での著作権侵害を防止するため、文化庁の審議会は、「違法ダウンロード」の対象範囲を拡大することなどを求める報告書をまとめた。

これまで、「違法ダウンロード」としての対象範囲は、動画や音楽だけだったが、報告書では、漫画や写真集、文芸書のほか、専門書といったあらゆる分野の著作物に拡大することが適当としている。

また、違法なサイトと知りつつ、故意に携帯電話などで画面を撮影する「スクリーンショット」についてもダウンロードと同様、対象となるとしている。

悪質な場合には刑事罰の対象となる可能性もあり、その場合は、動画や音楽の場合と同様、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその併科とすることが適当とした。

文化庁はこの報告書をふまえ、今国会に著作権法の改正案を提出する方針。