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伝統の「裸参り」水垢離で豊作祈願 弘前市

2019年2月5日 16:07
伝統の「裸参り」水垢離で豊作祈願 弘前市

5日は旧暦の元日。伝統の裸参りが青森県弘前市の鬼沢地区で行われ、男たちが水垢離(みずごり)をして豊作や家内安全を祈った。

弘前市鬼沢地区の裸参りは400年以上前から旧暦の元日に行われてきた伝統行事。鬼神社の境内では28人の下帯姿の男たちが水を張った大きなタルに入り、身を清める水垢離を行った。

気温は氷点下0.6度と凍えそうな寒さの中、けがれを払うたき火にあたったり、水垢離を繰り返したりする。男たちは気合を入れながら肩まで冷たい水につかり身を清めていた。

その後、男たちは囃子(はやし)とともに、しめ縄などを担いで地区を練り歩き、今年の豊作や家内安全を祈っていた。