×

吉林省爆発「ガン患い人生悲観し自殺した」

2019年1月26日 17:48

中国東北部・吉林省で爆発が相次いだ事件で地元警察は容疑者について病気で人生を悲観し、爆発を起こして自殺したと明らかにした。

この事件は25日午後、吉林省・長春にある高層ビルとその周辺で爆発が相次いだもので、1人が死亡、1人がけがをした。

警察は26日、捜査結果を発表し、容疑者は江蘇省出身の56歳の男で、ガンを患い人生に悲観的になり犯行に及んだと明らかにした。

男は、爆発事件の前に別の街で金銭トラブルのあった男性を殺害し、その後、車で長春に向かい爆発物を爆発させ自殺したという。男は、地下駐車場のほか高層ビルの30階でも爆発物を爆発させたという。

インターネットに投稿された映像にはビルの高層階で火花があがり、地上でも立て続けに爆発がおきる様子などが映っていた。