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米機関「運用可能」“北ミサイル基地”公開

2019年1月22日 14:43

アメリカの研究機関は21日、北朝鮮が公表していない中距離弾道ミサイルの開発拠点とみられるミサイル基地の衛星写真を公開し、「現在も運用可能な状態」だと分析した。

アメリカの研究機関「CSIS」は21日、平壌の北西77キロにあるミサイル基地の衛星写真を公開した。北朝鮮は、この基地の存在を公表していないが、CSISは最新の中距離弾道ミサイル「北極星2型」の開発などで中心的役割を果たした可能性があり、「現在も運用可能」だと分析している。

また、北朝鮮が公表していないミサイル基地はおよそ20あると推定した上で、「非核化に向けた米朝交渉で議題にならないとみられる」と分析。ただ、非核化を進める中で「申告、検証、廃棄の対象としなければならないだろう」と指摘している。