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“探知音”公開 韓国国防省「機械音」

2019年1月21日 21:40

レーダー照射の問題で、防衛省が「新たな証拠」として21日に公開した探知音について、韓国国防省は、「実体の分からない機械音だ」と非難し、日本側が協議を打ち切る考えを示したことに「深い遺憾」を表明した。

韓国国防省・崔賢洙報道官「(日本側が公開した音は)我々の要求した探知の日時、方角、電磁波の特性などをまったく確認できず、実体の分からない機械音だ」

防衛省は21日午後、自衛隊機が韓国軍から射撃用レーダーの照射を受けたとされる問題をめぐり、探知した際の音を新たに公開したが、これについて、韓国国防省は証拠にはあたらないと非難した。

また、日本側が「最終見解」として、協議を打ち切る考えを示したことについては、「深い遺憾」を表明。その上で、「正確な証拠を提示し、両国の専門家による検証に積極的に応じるよう促す」と従来の立場を繰り返した。