安倍首相はロシアのプーチン大統領と会談するためモスクワに向けて出発した。

安倍首相「モスクワではじっくりと時間をとってプーチン大統領と胸襟を開いて話し合い、平和条約交渉をできるだけ進展させたいと考えてます」

今回の首脳会談では、先週の外相会談で北方領土の主権の問題をめぐり、立場に隔たりがあったことなどを踏まえ議論するほか、平和条約の締結に向けて引き続き交渉を加速させることを確認するものとみられる。

また、今年の春ごろ、安倍首相が再びロシアを訪問して首脳会談を行うことを提案する見通し。

安倍首相は２３日にはスイスで行われる世界経済フォーラムの年次総会（＝ダボス会議）に出席し、今年６月に大阪で行われるＧ２０サミットの議長国として、自由貿易の推進などについて、スピーチする予定。