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外相会談前に露報道官が批判「奇妙で矛盾」

2019年1月14日 6:39

日本とロシアの外相会談を前に、ロシア外務省の報道官が会談後の共同記者会見を日本側が拒否したとして、「奇妙なことであり、矛盾している」と批判した。

河野外相はラブロフ外相と、14日に平和条約交渉の「責任者」と決められてから初めての会談を行う。

これを前に、ロシア外務省のザハロワ報道官は、13日の国営テレビ番組で、「最も驚いたのは、会談の結果に関する共同記者会見を行わないよう、日本側が求めたことだ」と指摘。その上で、北方領土問題に関する最近の安倍首相の発言や日本の一部報道を踏まえて、「日本は会談前に情報を出して、神経質な雰囲気を作り出す一方、会談の結果を報道陣に話そうとしない。これは奇妙で矛盾している」と批判した。

会談を前に、日本側に揺さぶりをかけてきた形。