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五輪・増税対策…東京都予算案、過去最大

2019年1月11日 22:21

東京都は、2019年度の予算案について、東京オリンピック・パラリンピックの準備経費が大きく膨らむことなどから、過去最大の約7兆4610億円とすることを決めた。

東京都の2019年度の予算案は、一般会計で約7兆4610億円で、前の年に比べ約4150億円増え、過去最大となる。来年開催される東京オリンピック・パラリンピックへの準備経費が増額の主な理由。

ほかにも、今年10月の消費税増税にあわせて、消費の下支えなどを目的とした、都民向けの家電エコポイント制度の導入に約45億円を計上したほか、オリンピック開催中の交通渋滞を緩和し、企業に働き方改革を促すため、在宅勤務などのテレワークの導入促進に約20億8000万円を盛り込んだ。