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お年寄りが熱狂する棒サッカー 全国大会も

2019年1月7日 14:03
お年寄りが熱狂する棒サッカー 全国大会も

世界ゆるスポーツ協会代表・澤田智洋さんがツイッターに投稿した、あるスポーツの動画がネット上で話題なった。それはお年寄りも楽しめる「棒を使ったサッカー」だ。どのように楽しむのだろうか。

お年寄りが白熱する謎のスポーツ。その名も“棒サッカー”。高齢でも要介護でも一生楽しめるスポーツとして今注目されている。もともと一部の高齢者施設などで行われていたレクリエーションだったが、参加者が白熱することから徐々に広がり、2013年には“日本棒サッカー協会”が設立された。全国大会が開かれるほど人気になっている。

負けて悔し泣きする高齢者がいるほど盛り上がるという棒サッカー。そのルールは、普通のサッカーと同じ11人対11人で戦う。イスまたは車いすに座って競技を行い、立ち上がると反則になる。チームは同じ色の棒を使い、棒と同じ色のゴールに入れると得点となる。

認知症でも参加できるように色で分かりやすくしたり、イスにベルトを設置して安全性を高めるなど協会は用具やルールの改良を重ねてきた。

日本棒サッカー協会・石倉慎也事務局長「高齢者の方でもいきいきと目標をもって一つのことに熱中することは素晴らしいこと。介護予防という観点でも大きく寄与できる部分があるのかなと思っております」

【the SOCIAL viewより】