アメリカの次期国防長官に、知日派として知られる元民主党上院議員、ジム・ウェッブ氏の名前が浮上していると有力紙が報じた。しかし、トランプ大統領は「フェイクニュースだ」と否定している。

去年の年末をもって、事実上、更迭されたマティス前国防長官の後任について、有力紙「ニューヨーク・タイムズ」などは、元民主党上院議員、ジム・ウェッブ氏（７２）が検討されていると報じた。すでにペンス副大統領の関係者がウェッブ氏に接触したという。

レーガン政権で海軍長官を務めたウェッブ氏は、日本の基地問題についても詳しく沖縄を訪問したこともある。

しかし、トランプ大統領は４日、ツイッターで「フェイクニュース」だと完全否定。後任選びは難航しているとみられる。