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トランプ氏「一人寂しく新年」とぼやく一幕

2019年1月3日 15:29

アメリカでは年をまたいで政府機関の一部閉鎖が続いているが、トランプ大統領が2日、対応にあたるため、一人寂しく新年を迎えたとぼやく一幕があった。しかし、事態打開の糸口は見つかっていない。

アメリカでは、メキシコ国境の壁建設をめぐる与野党の対立で去年、議会が新たな予算を可決できず、政府機関の一部閉鎖が今も続いている。このため、予定を変更してホワイトハウスで年越しをしたトランプ大統領は2日、新年早々、報道陣に対し「愚痴」をこぼした。

トランプ大統領「ホワイトハウスに6、7日間ずっと一人だった。家族はフロリダにいたし、とても寂しかった」

トランプ大統領は新たな予算に壁の建設費を盛り込むよう要求していて、2日には与野党の幹部と協議したが、閉鎖解除に向けた進展はなかった。翌3日から議会が始まるが、事態打開の糸口は見えていない。