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4年間で109人不正に不合格?東京医科大

2018年12月30日 0:21
4年間で109人不正に不合格?東京医科大

東京医科大学の第三者委員会は、2013年度からの4年間で、109人が不正に不合格になった可能性があるとする報告書をまとめた。

東京医科大は、今年と去年の医学部の入試についてはすでに発表しているが、今回の報告書によると、2013年度から16年度の一般入試でも、女性や長く浪人した受験生を不利に扱ったり、特定の受験生を優遇した結果、最も成績の悪い合格者より成績が良いのに、不合格になった受験生は女性66人を含む109人いたという。

また大学関係者が、『有利な取り扱いを受けて入学する場合、通常以上に寄付が求められていた』と話すなど、受験生の優遇と寄付金に「何らかの関連性があった可能性がある」とした。

さらに、試験問題漏えいの疑いを指摘したほか、政治家からの依頼を受けて、看護学科の受験生に便宜を図ったケースもあったという。