×

NYダウ 史上初、上げ幅1000ドル超

2018年12月27日 7:53

このところ急落していたニューヨーク株式市場は26日、大幅に反発した。ダウ平均株価の上げ幅は、史上初めて1000ドルを超えて取引を終えている。

ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、アメリカの政府機関の一部閉鎖などを受け、クリスマス休場前の24日までに4営業日連続で下落し、この間の下げ幅は1800ドルを超えていた。

26日のダウ平均はこの反動で、これまで大きく値を下げたIT関連株などが割安感で買い戻されたほか、年末商戦が好調だったと伝えられたこともあり、幅広い銘柄が大幅に買われた。

ダウ平均は、前の営業日に比べ1086ドル25セント値を上げ、2万2878ドル45セントと過去最大の上げ幅で取引を終えた。

ただ、市場関係者は「年末で市場参加者も少ないため先行きは不透明な面もある」としている。