２０２０年東京オリンピック・パラリンピック大会を文化などでも盛り上げようと、政府や組織委員会などは、連携して様々な取り組みを行うことを改めて確認した。

東京大会に合わせて、文化の面では、大会の組織委員会が２０２０年４月頃に無形文化遺産や舞台芸術を融合させた舞台を行うほか、東日本大震災で被災した東北各県と連携した文化プログラムなどを展開する。

また、文化庁は２０２０年に「日本博」と題して、縄文時代から現代にわたる日本の芸術や文化を反映した美術展や舞台公演などを、全国各地で行う。

東京大会では、基本コンセプトの１つに「全員が自己ベスト」を掲げている。これを受け、政府は２１日から、個々人が目標を掲げて健康増進に取り組むことを支援する団体を認証する仕組み（＝マイベストプログラム）を始めた。

対象とするのは、スポーツクラブといった企業や地域団体など。政府などは大会を契機に、引き続き、様々な取り組みを行うとしている。