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仏ルノー ゴーン容疑者の会長留任を決定

2018年12月14日 7:04

カルロス・ゴーン容疑者が会長を務めるフランス自動車大手・ルノーが、日産側からゴーン容疑者の不正について情報提供を受け、取締役会で協議したが、当面、ゴーン容疑者を会長に留任させることを決定した。

ルノーによると、13日に開かれた取締役会で、ゴーン容疑者の不正をめぐる日産の内部調査について報告されたが、ゴーン容疑者の弁護側の情報がないことなどから、ゴーン容疑者を会長職に留め、ナンバー2を暫定トップとする、現経営体制を当面維持することを決めた。

一方、ルノーは、ゴーン容疑者が2015年から4年間にルノーから受け取った報酬について調査したが、適正に支給されているとの見解を示している。