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「知ることで世界が変わる」パラ撮る写真家

2018年12月5日 14:08
「知ることで世界が変わる」パラ撮る写真家

パラスポーツの魅力を追い続ける写真家・越智貴雄氏。大阪芸術大学写真学科に在学中、シドニーオリンピックの撮影のためオーストラリアに渡航。撮影を終え帰国間際、「パラリンピックの取材」をと新聞社から撮影を依頼され、二つ返事で引き受けたものの、障害者スポーツ選手に対しカメラを向けることに葛藤があったという。

しかし、100メートルを11秒台で走る義足の選手や、車いすバスケットボールで倒れそうになりながらシュートする選手たちの姿を目の当たりにして考えが一変した。パラスポーツを追いかけるようになり、今では障害者スポーツの撮影がライフワークになった。

また、義足の女性たちの写真集を発表するなど、障害に対する壁をなくす活動にも取り組む。

【the SOCIAL guestより】