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成田山新勝寺 初詣に向け大しめ縄作り佳境

2018年12月1日 14:48
成田山新勝寺 初詣に向け大しめ縄作り佳境

今年も残すところあと1か月。毎年、初詣に多くの人が訪れる千葉県の成田山新勝寺では、参拝者を迎える大しめ縄づくりが佳境を迎えている。

成田山新勝寺の大しめ縄は、毎年、この時期に寺の職員らが周辺の農家から集めて選んだ2500束のワラを使い、「照範じめ」とよばれる独特の技法で編み上げる。

この大しめ縄は、江戸時代に五穀豊穣(ほうじょう)を願ってつくったのが始まりとされ、稲穂をつるしたように見えるのが特徴。しめ縄は完成すると長さ6.6メートル、重さは200キロにもなり、年末年始に大本堂の前に飾りつけられ、多くの参拝者たちを出迎える。

大しめ縄づくりは、今月下旬まで行われる。