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海上保安機関「国際的連携強化」方策を議論

2018年11月28日 17:01
海上保安機関「国際的連携強化」方策を議論

世界各国から海上保安機関の関係者が集まり、国際的な連携強化を図るための方策を話し合う会議が、28日から都内で始まった。

東京・港区で始まったのは、アメリカ・中国・韓国など、世界66の国や国際機関から海上保安機関の実務者級が集まる会議で、日本の海上保安庁と日本財団が主催した。会議では、海上保安機関の人材育成に加え、薬物の密輸など犯罪捜査に関わる情報の共有について、国際的連携をどのように強化していくかが話し合われる。

ある日本政府関係者は、海洋進出を強める中国を念頭に「中国も含めた枠組みで具体的な国際協力を話し合うことに意義がある」としていて、日本政府としては、「法の支配」に基づいて、国際協力を主導していきたい考え。