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気象庁「北日本を除いて暖冬の可能性高い」

2018年11月21日 15:22
気象庁「北日本を除いて暖冬の可能性高い」

気象庁は21日、最新の冬の天候の見通しを発表した。北日本を除いて「暖冬」になる可能性が高く、日本海側では雪不足も心配される。

気象庁が発表した12月から2月の天候の見通しによると、現在、南米沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が発生しているため、日本列島は西高東低の冬型の気圧配置になりにくく、「暖冬」になる可能性が高いという。

12月から2月の気温は、西日本と沖縄・奄美で平年より「高く」、東日本でも「平年並みか高い」と予想されている。

また、気象庁は、スキー場などが多い日本海側の雪の量について、西日本で平年より「少なく」、東日本で「平年並みか少ない」と予想していて、「北日本を除いて、雪不足になる可能性がある」と説明している。