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元駐日ロシア大使「交渉はギブ&テイク」

2018年11月20日 6:27

先週行われた日露首脳会談で、「日ソ共同宣言」を基礎に平和条約交渉を加速させることで両首脳が合意したことを受けて、元駐日・ロシア大使のパノフ氏がNNNのインタビューに答え、今後の二国間交渉について「交渉はギブ・アンド・テイクだ」と述べた。

パノフ氏はロシアで対日外交に長年関わり、96年から2003年まで駐日大使をつとめた。

元駐日ロシア大使・パノフ氏「プーチン大統領と安倍首相は、強いリーダーであるだけでなく、相互理解の関係も結べました」

パノフ元大使はこのように述べた上で、今回の日露間の合意は、双方の利益にかなうものだとの見方を示した。ただ一方で、ロシア側も国益を最優先に考えていると強調した。

元駐日ロシア大使・パノフ氏「プーチン大統領はロシアの国益が一番先だと思います。交渉はやはり、ギブ・アンド・テイク」