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風疹患者2000人超 5年前の大流行以来

2018年11月20日 14:10
風疹患者2000人超 5年前の大流行以来

今年の風疹の患者数が、5年ぶりに2000人を超えた。特に30代から50代の男性の患者が多く、厚生労働省は予防接種を受けるよう呼びかけている。

厚労省などによると、今月11日までの1週間で、139人の風疹の感染が報告され、今年の患者数は2032人にのぼった。2000人を超えるのは、2013年の大流行以来、5年ぶり。

患者の8割以上が男性で、特に予防接種を受けたかどうか分からない30代から50代が大半だという。

風疹は、妊娠中の女性がかかると赤ちゃんに障害が出る可能性がある。職場での感染も報告されていることから、根本厚生労働相は企業に対し、従業員が予防接種などを受けやすい環境をつくるよう協力を求めている。