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出雲大社近くの浜で「神迎神事」

2018年11月18日 13:35
出雲大社近くの浜で「神迎神事」

島根県の出雲地方では、旧暦の10月は、全国の神々が出雲に集まるため神在月と呼ばれている。

17日夜、出雲大社近くの浜では全国からの神々を迎える神迎神事が行われた。17日夜、島根県出雲市の出雲大社近くにある稲佐の浜には、平成最後の神迎神事を見守ろうと多くの人が集まった。

神迎神事は縁結びなどを話し合う「神議り」のために全国から集まる、八百よろずの神々を迎える神事で、毎年、旧暦の10月10日に行われている。

浜では、海からやってきた神々をサカキの枝へと移す儀式が行われ、その後神々は、「神迎えの道」と呼ばれる出雲大社へと続く約1キロの道を厳かに進んでいった。

出雲大社では、神々が滞在する今月24日まで様々な関連行事が行われる。