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記者殺害“指示は皇太子”CIAが結論か

2018年11月17日 12:17

サウジアラビア(以下、サウジ)人の記者がトルコで殺害された事件で、アメリカのCIA(=中央情報局)が、殺害を指示したのはムハンマド皇太子だと結論づけたとアメリカの有力紙が報じた。

「ワシントン・ポスト」の電子版が16日に報じたところによると、CIAはムハンマド皇太子がカショギ記者の殺害を指示したと結論づけたという。関係者は「皇太子が知らずに、関与せずに事件が起きるなんてありえない」と話したと伝えている。

また、皇太子の兄弟の駐米サウジ大使がカショギ氏に電話し、事件が起きたイスタンブールの総領事館に向かうよう話し、安全は保証すると伝えていたという。

サウジ側は皇太子の関与を全否定している他、トランプ大統領もサウジとの同盟関係を維持したい考えだが、議会などから厳しい対応を求める声があがりそうだ。