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横田早紀江さん「いつまでむごい人生を…」

2018年11月17日 18:09
横田早紀江さん「いつまでむごい人生を…」

拉致被害者・横田めぐみさんの帰国を願う県民集会が新潟市で開かれた。母親の早紀江さんは「いつまでむごい人生を送らなければいけないのか」と、娘の早期救出を訴えた。

北朝鮮による拉致から41年。82歳となっためぐみさんの母・早紀江さんは、切実に訴えた。

早紀江さん「(夫の滋さんは)めぐみの写真をいつも置いて、この子が帰ってくるまでは『絶対がんばらなくちゃね』と言うと、『うん、がんばる』と言っております」「本当にいつまで普通に暮らしてきた者がこんなにむごい人生を送らなければいけないのか」

1977年11月15日。当時13歳だった横田めぐみさんは、新潟市で学校からの帰宅途中、北朝鮮の工作員に拉致された。17日午後、新潟市で開かれた県民集会には、母・早紀江さんや拉致被害者の曽我ひとみさんに加えて、先月から拉致問題担当相を兼務する菅官房長官が初めて出席し、解決に取り組む姿勢を強調した。

菅官房長官「被害者、およびご家族の方の思いを胸に、問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃さない、その決意で臨んでおります」

めぐみさんの拉致から41年。拉致被害者家族は、一日も早い解決を待ち望んでいる。