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205ドル安 金融関連株中心に大幅に売り

2018年11月15日 8:19

14日のニューヨーク株式市場は金融関連株を中心に大幅に売られ、ダウ平均は4営業日連続で下落し、205ドル以上値を下げて取引を終えている。

14日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から205ドル99セント値を下げ2万5080ドル50セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も64.48ポイント下げて7136.39で取引を終えている。

この日は下落が続いた反動からエネルギー関連株やハイテク関連株を中心に買いが先行する展開となったが、次第に売りが優勢となった。

金融規制について話し合う下院の委員会のトップに就任するとみられる民主党議員が金融規制の緩和に否定的な発言をしたことから、規制緩和への期待がしぼみ金融関連株が大幅に売られた。

また、アップルやアマゾン・ドット・コムなど、買い戻しが入っていた銘柄も徐々に売りに転じ相場全体を押し下げた。

市場関係者は「明日以降はウォルマートなど小売業を中心に決算が相次ぐ。年末商戦と合わせていい内容があれば、相場の支えにはなる」と話している。