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中国で大型商戦 一日で3兆4千億円超え

2018年11月12日 6:23

中国で毎年11月11日に行われる、ネットショッピングの大型商戦で、大手のアリババは、今年の取引総額が一日で3兆4000億円を超えたと発表した。

中国では「1」が4つ並ぶ11月11日は「独身の日」と呼ばれ、ネットショッピング大手「アリババ」が、2009年から大型セールをスタートさせた。

この日は、商品をさまざまな販売サイトで格安で買えることから、中国では社会現象になっている。

これについてアリババは11日、一日の取引総額が約3兆4800億円となり、過去最高額に達したと発表した。

要因としては、今年新たに食事の宅配サービスを割引対象にしたり、一部の商品を事前に予約販売としたりするなど、販売戦略で工夫したことや、中国政府が先月から個人の所得税減税を始めたことがあるとみられる。