三菱ＵＦＪ銀行と三井住友銀行は、来年度にも、店舗の外に設置しているＡＴＭを共通化していく方針を固めた。どちらかの銀行に口座があれば、平日の日中に現金を引き出す際、どちらのＡＴＭを使っても手数料が無料になるなど、利用者の利便性向上につなげる狙い。

両行がＡＴＭを共通化するのは、キャッシュレス決済が進みＡＴＭの利用が減る中、維持管理に多額の費用がかかるためで、両行は今後、計５００近いＡＴＭを廃止する方針。