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米・ペンス副大統領訪日へ 安倍首相と会談

2018年11月8日 15:53

菅官房長官は、アメリカのペンス副大統領が12日から訪日し、安倍首相と会談することを発表した。アメリカの中間選挙後、間もないタイミングでのトランプ政権ナンバー2の訪日で、日本としては日米の緊密な連携を改めて確認したい考え。

ペンス副大統領は12日に来日し、13日には安倍首相と会談する。会談では、中間選挙の後も対北朝鮮政策などの課題に向けた日米の連携に揺るぎはないことを再確認する見通し。

菅官房長官「(ペンス副大統領の来日は)シンガポールでのASEAN(=東南アジア諸国連合)関連首脳会議およびパプアニューギニアでのAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)首脳会合に先立って、北朝鮮政策を含むさまざまな共通の課題について、日米の連携を改めて確認する絶好の機会になると思います」

一方で、トランプ大統領率いる与党・共和党は中間選挙で下院の過半数を失ったが、このことが日米の通商交渉に与える影響を問われた菅官房長官は「国益に反するような合意を行うことは全く考えていない」と強調した。

政府内でも日米関係は「良くも悪くもそこまで変わらない」という声が大勢で、日本政府としては、選挙結果を冷静に受け止めている。