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“徴用工判決”韓国首相が日本側を批判

2018年11月7日 20:45

日本企業に対し、元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁の判決をめぐって、韓国の首相は7日、「日本政府の指導者たちが過激な発言を継続することに深い憂慮を表する」と、日本側を批判する声明を発表した。

声明は7日午後、韓国の李洛淵首相の名前で発表され、「日本政府の指導者たちが過激な発言を続けることに深い憂慮を表する」とした上で、「発言は妥当でもなく、賢くもない」と日本側を批判した。

韓国側は6日夜、外務省が「問題の根源を度外視したまま、韓国の国民感情を刺激している」とコメントを出しているが、首相名で改めて声明を出すことで批判のトーンをさらに強めた形。

一方、この問題をめぐっては「対応案を準備している」と述べた上で、「日韓関係が未来志向的に発展することを望む」とも言及していて、これ以上の悪化を避けたい考えも示している。