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自民と国民民主の幹部が会談 波紋広げるか

2018年11月7日 0:24
自民と国民民主の幹部が会談 波紋広げるか

自民党と国民民主党の幹部が6日夜に会談した。憲法改正の議論を進めるため自民党には国民民主党の協力を得たい思惑もあり、今後、波紋が広がりそうだ。

会合には、自民党の林幹事長代理や国民民主党の増子幹事長代行らが出席したが、関係者によると、国民民主党から玉木代表や平野幹事長らも出席する予定だった。国民民主党は、憲法改正の議論に条件付きで応じる構えを見せており、6日の会合で、自民党から協力を求められるとの憶測も広がった。

しかし、国民民主党内から「自民党に利用されるだけだ」などと批判の声があがり、玉木代表らは、急きょ出席をとりやめたという。それを受け、出席する予定だった自民党の二階幹事長も欠席した。

ある自民党幹部は、「キャンセルは2回目で、心はもう冷えている」と不満を漏らしている。

一方で、国民民主党内からは、「野党の信頼が崩れる」と懸念の声があがっている。