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米中間選挙 接戦州多く…異例の盛り上がり

2018年11月6日 12:10

アメリカ・トランプ政権の今後を大きく左右する中間選挙は日本時間6日夜から投票が始まる。選挙戦最終日もトランプ大統領は接戦州に入り、最後のテコ入れを行った。

トランプ大統領は上院の接戦州を中心に3つの州を飛び回り、共和党への投票を呼び掛けている。

共和党・トランプ大統領「犯罪を生み出したければ、民主党に投票を。強い国境と安全な社会が欲しければ、共和党に投票を」

会場ではトランプ大統領に抗議する人も現れ、騒然とする場面もあった。

トランプ大統領「ママの元に帰りな!」

これとは対照的に民主党の顔、オバマ前大統領は小さな選挙事務所で静かに選挙の意義を語りかけた。

オバマ前大統領「今回の選挙で問われているのは、他者をどのように扱うかだ」

最新の予測では、上院はすでに共和党が半数に達し、接戦が7州。下院では、民主党がややリードしているが、接戦州が38もあり、共和党も追い上げている。

選挙戦は中間選挙としては異例の盛り上がりを見せていて、期日前投票は全米で3600万人が投票を済ませ、前回の2700万人を大きく上回っている。

投票は最も早い州で日本時間6日午後8時から始まり、7日午後に大勢が判明する見通し。