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対イラン制裁「第2弾」発動へ 原油禁輸も

2018年11月5日 10:23

アメリカのトランプ政権は、日本時間5日午後、イラン産の原油の禁輸などイランへの制裁、第2弾を発動する。両国間の対立が一層、激化する恐れがある。

アメリカは今年5月、「イラン核合意」から一方的に離脱し、すでに制裁の第1弾を再開させている。そして、日本時間5日午後2時1分に第2弾を発動し、イランの生命線である原油の禁輸のほか、イランの金融部門を対象にした残り全ての制裁を再開する予定。

トランプ大統領「イラン制裁は非常に強力です。これまで科した制裁の中で最も強力です」

イラン産原油の禁輸を巡っては、アメリカは日本など8か国について180日間、輸入の継続を認める方針。ただ、大規模な制裁再開にイランは強く反発すると予想され、両国間の対立が一層、激しくなる恐れがある。