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野党側が“閣僚の資質”追及 参院予算委

2018年11月5日 15:24
野党側が“閣僚の資質”追及 参院予算委

参議院予算委員会で、野党側は、先の内閣改造で初入閣した片山地方創生担当相らの“閣僚の資質”について取り上げた。

片山地方創生担当相の国税庁への口利き疑惑をめぐって、野党側は、会社経営者から100万円を受け取った税理士の南村氏が、片山地方創生担当相の秘書用の国会通行証を持っていたことについて、厳しく追及した。

片山地方創生担当相は、雇用契約がなかったことなどを理由に、南村氏は「私設秘書ではない」などと説明し、口利き疑惑を否定している。ただ、立憲民主党の杉尾議員は、秘書用の通行証の申請には議員名の記載などが必要であり、矛盾していると指摘した。

立憲民主党・杉尾秀哉議員「(申請書は)申請議員名といって署名なつ印して判子押すようになっているじゃないですか。片山さつきの名前しかありえないじゃないですか」

片山地方創生相「どちらの事務所でも、その(申請する)場合には、秘書の方が判子をお持ちになって押しているようなものはたくさんあると思いますが…」

片山地方創生担当相は、「どこの事務所でも秘書が議員の代わりになつ印している」とするこの発言については取り消したが、申請書の原本は確認できていないと説明した。

一方、桜田オリンピック・パラリンピック担当相は立憲民主党の蓮舫参院幹事長からオリンピック関連予算をめぐって厳しい追及を受け、審議がたびたびストップする場面もあった。