×

外国人労働者受け入れ 出身国で差つけるか

2018年10月31日 4:44
外国人労働者受け入れ 出身国で差つけるか

臨時国会の焦点の一つである外国人労働者の受け入れ拡大に向けた法律改正。30日夜の深層NEWSでは、与野党の論客が、労働者の受け入れを国によって差をつけるかどうか議論した。

国民民主党・玉木雄一郎代表「日本とある程度戦略的に結びつくような国をどうやって選定していくのか。受け入れる国を。例えば親日的な国からだけにするとか、国家の意思として選べるわけですから。外国人がどうしても必要だという中で、我が国の国家戦略として、どういう国からどういう業種を入れてくるんだという、主体的な戦略なく入れていく『単に足りないからやる』っていうことをやっているとだめなんですよ」

自民党・稲田朋美筆頭副幹事長「『この国の人だから良くて、この国の人だから良くない』というのではないと思う。国によって差別していくということではないんじゃないか」

自民党の稲田朋美筆頭副幹事長は、どういう人に来てもらうかについては、出身の国によるのではなく、専門技術の有無や必要性、日本になじめるかどうかなどの観点から判断すべきとの考えを強調した。