温室効果ガス観測技術衛星「いぶき２号」を載せたＨ２Ａロケット４０号機が種子島宇宙センターから打ち上げられ、成功した。

Ｈ２Ａロケット４０号機は、２９日午後１時過ぎ、種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は約１６分後、所定の軌道で切り離され、「いぶき２号」の打ち上げは成功した。

「いぶき２号」は二酸化炭素など地球温暖化の主な原因である温室効果ガスの量を地球上のどの場所でも正確に測ることができる衛星。約１０年前に打ち上げられた「いぶき」の後継機で、観測の精度が８倍に向上するなど地球温暖化防止に向け、より正確なデータの提供が期待されている。