女優の十朱幸代（７５）が２８日、自伝本「愛し続ける私」（集英社）の発売記念イベントを都内で開催した。

女優生活６０年を迎えた十朱の初の自伝本。昭和スターたちとの交友、芝居への思い、病との闘い、うわさの恋の真実などを赤裸々につづっている。

「今まで書くのは手紙と作文しかなかったので、堅苦しくならないよう気をつけました。気持ちが伝わればいいな」とアピールした。

６０年の歩みを「何が何だか分からないうちに、こんなに年とっちゃったんですけど、１５歳から始めて６０年。ここまで、仕事ができたので悪くないかな…」と振り返り、「ここまで続けてこれたので、ずっとこの仕事を動けるまで、全うしたい」と力強く語った。

“年下キラー”の異名を持つ、十朱。著書の中で３回プロポーズされたと明かしている。「モテる秘けつ」を聞かれると「モテませんよ。分かりません」と照れながら語った。