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NYダウ前日の大幅下落反動…401ドル高

2018年10月26日 7:44

25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は前の日に大きく下げた反動に加え、決算が好調だった銘柄を中心に買いが広がり、ダウ平均は400ドル以上値を上げて取引を終えている。

25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比401ドル13セント高の2万4984ドル55セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も209.94ポイント上げて7318.34で取引を終えている。

ダウ平均は前の日に600ドル以上値を下げていて、この日は、その反動で買いが先行して取引が始まった。また、発表した決算が好調だったIT大手の「マイクロソフト」やクレジットカード大手の「ビザ」が大幅に買われた。こうした好決算が相次いだことで投資家心理が改善し、ダウ平均の上げ幅は一時500ドルを超えた。

市場関係者は「このところ、値動きの荒い相場が続いていて、今後も主要企業の決算が相場の方向性を決める展開となりそうだ」と話している。