呉市・市役所本庁舎の強化ガラスに不良品
広島県の呉市役所本庁舎に使われた、1000枚以上の強化ガラスの一部に、不良品が交じっていたことがわかった。
3年前の2015年に完成した呉市の本庁舎では、これまでに3度も、突然、ガラスが割れる事案が起きた。調査が行われ、12日に、呉市に施工業者の五洋建設とセントラル硝子から報告があった。
内容は、「ガラスが割れる原因になる不純物を取り除いていない製品が一部納品されていた」というもの。
本庁舎に使われた「セントラル硝子」社製の強化ガラスは、1170枚にのぼる。
呉市総務課・小山成則課長「残念な気持ちです。誠実に対応してもらいたいのと、管理体制をしっかりしてほしい」
呉市によると、セントラル硝子の強化ガラスのうち997枚は、業者負担で交換されるという。