２４日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は主要企業の決算発表が続く中、ダウ平均は約６００ドルと大きく値を下げて取引を終えている。

２４日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は前日比６０８ドル０１セント安の２万４５８３ドル４２セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も３２９．１４ポイント下げて７１０８．４０で取引を終えている。

この日の取引は、開始直後に航空機の「ボーイング」が市場予想を上回る決算発表を行った事などが好感し、上昇して始まった。一方で、住宅に関する経済指標が市場予想を大幅に下回った事や通信大手の「ＡＴ＆Ｔ」が発表した決算で、ネット動画配信の契約者数が大幅に減った事などから売りが進んだ。

２５日も決算発表が続くが、中でも市場関係者は「アルファベット（グーグル）やアマゾンの決算次第で相場全体は影響を受けるだろう」と話している。