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大行列“ばあちゃんコント”の魅力とは?

2018年10月24日 15:50
大行列“ばあちゃんコント”の魅力とは?

行列ができるほど高齢者に人気のコントがあります。御供田(ごくでん)幸子さん73歳。ボランティア劇団の座長です。相方の丸山千秋さんは83歳。舞台も衣装も…すべて自分たちでやります。10年にわたる密着映像です。

舞台でのコント「年いってからね。耳と目は遠くなるけど小便だけ近うなってね。ついでに神様、小便も遠のいてくれればいいがに」

89歳になる“おっかけおばあちゃん”もいます。

おばあちゃん「あの人のなら、どこでもいくがや~」

石川県を中心に年間200回以上の公演をこなす超人気劇団。どこの会場でも、開演前から大行列ができます。

舞台でのコント「あれ、お前…お茶ぐらいなみなみと注げばどうや。こんな底にちょっとだけ。県立中央病院の小便の検査みたいな」

振り込め詐欺からお年寄りを守るために、コントで立ち向かいます。

舞台での一幕「(ニセ職員が)医療費たくさん使いましたね」「いくら戻るねんねって言うたら、あーこのばあちゃん欲しがっとるなって、相手も分かるやろ」「職員ですって言って、そんなばあちゃんの医療費の還付金を心配して来る、そんなマメな職員、宝達志水町におらん」「分かった人、手あげてみよう(会場からパラパラと手が挙がる)」「あ~ちょっと危ないな」

今年、心臓の手術を受けた御供田さん。これもコントに。

「あの、お前さんみたいなここ(心臓)患った人がね。ここへヘルスメーター入れたんやわって」「ヘルスメーターって言うたら体重量る…」「ペースメーカーって言うがや!」

笑いは健康のもと。今日もお年寄りに笑顔を届けます。


【the SOCIAL viewより】