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コンクリブロック路上に…衝突事故も 誰が

2018年10月23日 19:04
コンクリブロック路上に…衝突事故も 誰が

静岡県浜松市やその周辺の路上でコンクリートブロックが置かれる事件が相次いでいる。確認されたのは9件で、乗用車がブロックにぶつかる事故も起きている。一体、誰が置いたのだろうか?

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静岡県浜松市で、21日未明に撮影されたタクシーのドライブレコーダーの映像―。道路を走行中、突然、目の前に白い物体が…。運転手は減速し、ハンドルを右にきる。この白い物体の正体、それはコンクリートブロック。直径20センチ、高さおよそ20センチの大きさのものが路上に放置されていたという。

実はいま、ブロックなどが路上に置かれる事件が静岡県内で相次いでいる。最初にブロックなどが見つかったのは12日、浜松市の県道。3日後の15日にも同じところにブロックが置かれていたという。そして、今月18日には浜松市で2か所、隣の湖西市の路上にも。

このうち、浜松市南区では、乗用車がコンクリートブロックに衝突する事故が起きた。幸いケガをした人はいなかったという。さらに、19日、21日と同様の事件がこれまでに9件も発生している。

ドライブレコーダーの映像を撮影したタクシー会社。死亡事故につながるおそれもあるという。

タクシー会社の運行管理者「(ブロックを避けた場合)中央分離帯に突っ込む。それで横転する(おそれもある)」「急ブレーキをふめば、後ろから追突されるおそれもある」

こうした事態に、街の人からは不安の声も…。

警察は、同一人物が連続して障害物を置いている可能性があるとみて調べている。