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露大統領“平和条約締結後も領土交渉継続”

2018年10月19日 8:55

ロシアのプーチン大統領は18日、日本との平和条約を「年内に締結しよう」という自身の提案について、「領土問題を捨てることを意味しない」と、締結後も領土交渉を続ける考えを示した。

プーチン大統領は先月、安倍首相に対して、「一切の前提条件なしに、年内に平和条約を締結しよう」と提案し、これが領土問題を棚上げするものだとの見方が出ていた。こうした中、プーチン大統領は18日、「平和条約の締結は、領土問題を歴史のゴミ捨て場に捨てることを意味しない」と、条約の締結後も領土交渉を続ける考えを示した。

ただ、日本は「領土問題を解決して平和条約を締結する」との立場で、安倍首相からは提案の後、プーチン大統領に「現時点では受け入れらない」と伝えられていたことも明らかにした。