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寝たきりのお年寄りが銀幕スターになる?

2018年10月17日 14:22
寝たきりのお年寄りが銀幕スターになる?

人生にはそれぞれの物語がある。そんな物語をオリジナルの映画ポスターで表現するプロジェクトを取材した。主人公は、介護施設の高齢者たちだ。

懐かしの映画のポスター、主人公は介護施設に入居するおじいちゃんやおばあちゃん。

ヒロインを務める粟津ミサヲさん82歳。ポスターのテーマは青春時代に熱中したバレーボール。ユニホームを身にまとい、ネットまで準備されている。趣味は編み物ということで、バレーボールは毛糸で再現。タイトルなど小道具は全て天井から糸でつるしている。ミサヲさんの横にいるのは入居する施設の介護スタッフ。

実はこれ、介護職に対するネガティブイメージを払拭するために始まった取り組み。

社会福祉法人みずき会・浅野悠輝さん「入居者と職員が一緒に楽しみながら、介護に対するイメージをポジティブなものにできればという思いで始めました」

体験した粟津さん「はじめは恥ずかしかったけれど、楽しかったし、いい思い出になった」

今後も入居者を銀幕スターにするべく続けていきたいということだ。

【the SOCIAL lifeより】