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国会に改憲たたき台「何の意味が」石破氏

2018年10月17日 21:58
国会に改憲たたき台「何の意味が」石破氏

自民党の石破元幹事長は、ラジオ番組で、憲法改正をめぐり党執行部が臨時国会に改正案の「たたき台」を示すことを目指していることについて、「何の意味があるのか」と批判した。

自民党執行部は、自衛隊の明記など4項目の憲法改正案の「たたき台」を臨時国会で衆・参の憲法審査会に提示する考えだが、石破氏は17日、否定的な考えを示した。

石破元幹事長「今の自民党の(案は)、党議決定もなんにもしてないんだけど、たたき台というものを自民党としてはまとめましたよという報告をするだけだったら、それは事実の報告だから。それに何の意味があるの、という気はします」

石破氏はさらに、たたき台を提出しても「ああそうですか、で終わったら、国会での議論は何も深まらない」と述べ、改めて党内での議論を求めた。