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中学校で恒例の「マツタケ狩り」授業

2018年10月16日 21:24
中学校で恒例の「マツタケ狩り」授業

山口県萩市の中学校で、故郷の森の豊かさを体験しようと、恒例の「マツタケ狩り」の授業が行われた。

マツタケ狩りを行ったのは、萩市のむつみ中学校の全校生徒25人で、森林組合など地元の人たちの協力を受けて、山に入った。

むつみ中学校は、およそ1.3ヘクタールの学校林を所有している。その内の0.6ヘクタールには、マツタケが採れるアカマツが生えていて、生徒たちは毎年、大切に手入れをしている。

台風が多い年はマツタケがよく採れるといわれていて、ここ数日の急激な冷え込みなど、条件が良く、生徒は次々とマツタケを見つけていった。

生徒「文化祭で食べるのを、皆、楽しみにしていて、いっぱい採れてうれしい。私たちの力だけではないので、とてもありがたい。良い香りがする」

1時間ほどで、生徒たちは44本、2.4キロものマツタケを収穫した。収穫量は去年の2倍となった。

むつみ中学校・関口富夫校長「マツタケの形の良さ、きれいな姿を見て、子どもたちが喜ぶことは、自然に触れ合うことで、とても良いと地元に感謝しています」

このマツタケは給食に使われるほか、文化祭で「マツタケ汁」にして、保護者と一緒に味わう予定。