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サウジ、殺害疑惑に強く反発「行動で対抗」

2018年10月15日 6:34

サウジアラビア(以下、サウジ)政府に批判的な記者が行方不明になっている事件で、サウジ政府は14日、殺害疑惑に強く反発し、「行動に対しては、それ以上の行動で対抗する」と警告した。

この事件は、サウジ人記者のジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館を訪れた後、行方不明となっているもの。「総領事館で殺害された」との見方が出る中、サウジ政府は14日、「いかなる脅迫や中傷の試みも断固拒否する」と反発し、「行動に対しては、それ以上の行動で対抗する」と警告した。

「サウジは世界経済に影響力がある」としていて、世界有数の生産量を誇る原油の禁輸などを検討している可能性もある。アメリカのトランプ大統領が、殺害が事実なら厳しい処罰を加える方針を示したことに反発したものとみられる。