北朝鮮は１０日、朝鮮労働党の創建７３年の記念日を迎えた。北朝鮮メディアは金正恩委員長のリーダーシップをたたえ、経済発展を目指す姿勢を強調している。

１０日付の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は、党創建７３年の記念日に合わせて１面に社説を掲載。「朝鮮半島に平和と繁栄の流れが胎動し、経済発展に国の力が総動員されている」とした上で、金委員長のリーダーシップをたたえた。さらに、「決死の覚悟を抱き、経済建設に向かって一致団結の威力を総爆発させなければならない」と呼びかけ、経済発展を目指す姿勢を強調している。

また、労働新聞は、中国共産党から朝鮮労働党の創建記念日を祝う花かごが贈られたことを写真付きで伝えた。北朝鮮は、アメリカとの非核化交渉をめぐり、後ろ盾となる中国との友好関係を深めている。