元貴乃花親方の退職 元横審の内館氏語る
元貴乃花親方が日本相撲協会を退職した問題について、8日夜の「深層NEWS」に出演した元横綱審議委員で脚本家の内館牧子氏が語った。
内館牧子氏「どこがどう真実なのか、全く分からないわけですよね。協会の言うことと元親方の言うことが違ってますから、私はそれを外から聞いているだけですから、それに対してどうだという事は全く(元)貴乃花(親方)に関して、協会に関しては、ちょっと言えないなって思いますね。ただ、大相撲が一番おもしろいのは、土俵まわりの色々なしつらえとか、考え方とか、古さとか、今のこの時代に合わない事を頑として守り抜いているとか、そういったものがすごくおもしろいので、そういったものをこれからどう残して、どう切り捨てて、守っていくか」
さらに内館氏は、「伝統を守るところと変革するところを見極めておかないと別物になってしまう。別物になるとファンが離れてしまう。守るべきところがどこまでかを相撲協会は考えたと思う」と指摘した。