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築地市場83年の歴史に幕 最後の競り活気

2018年10月6日 6:39
築地市場83年の歴史に幕 最後の競り活気

「日本の台所」として人々の食生活を支えてきた東京都の築地市場が、6日、最後の営業日を迎え、閉場する。83年の歴史に幕を下ろす。

築地市場では午前6時から冷凍マグロの競りが始まった。多くのマグロが並び、威勢ある掛け声と共に活気のある競りとなっている。

1935年に開場した東京・中央区の築地市場は、6日、最後の営業日を迎え、83年の歴史に幕を下ろす。場内では水産や青果の各業界で最後の競りが行われ、昼頃まで魚のさばきや商品の箱詰めなどが行われる。

各業者は、7日から4日間、本格的な引っ越し期間に入り、今月11日に東京・江東区の豊洲市場が開場する。

また、同じ11日には築地市場では解体工事が始まり、跡地は2020年東京オリンピックパラリンピックの輸送拠点として使用される予定。