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インドネシア大地震から1週間 被害は拡大

2018年10月5日 14:41

インドネシアのスラウェシ島を襲った大地震と津波から5日で1週間となり、死者は1500人を超えた。今も多くの人がガレキの下に閉じ込められていて、被害は拡大している。

インドネシア政府によると、スラウェシ島で先月28日に起きた大地震と津波による死者は1558人となり、2500人以上が大ケガをした。今も多くの人がガレキの下に閉じ込められているほか、大規模な液状化で住宅が土砂に埋まった地域もあり、犠牲者はさらに増えるとみられている。

地元メディアによると、現地では、不足していた食料や燃料の供給が始まったほか、一部の地域で電気も復旧したという。ただ、今も地震が続いていることなどから、7万人を超える被災者が屋外の避難所での厳しい生活を余儀なくされている。